〈分散型電源の問題点〉
①分散型は初期費用がかかる
②分散型電源は維持管理費に手間がかかる
③送電にあたり既存の送電網を利用できない可能性がある
④周波数調整力不足により電力の供給(品質)の不安定化を招く恐れがある
〈太陽光発電の問題点〉
①太陽光発電所の事故を保障する保険商品の保険料が高騰している。
②再エネの稼働率が上がれば上がるほど、夜間の蓄電池による供給にコストがかかる
③世界でも全エネルギーにしめる再エネの率が高い国ほど電気量が高くなっている
④太陽光パネルの廃棄について、将来にわたる長期的プランがない
以上のことから、再生可能エネルギー事業を多額の予算をかけて推進することは過剰な投資であり、同額をベースロード電源等の施策へ振り分けることが妥当であると判断します。
総括質疑でも述べたように、発電コストが低く、昼夜の時間帯を問わず継続的に安定して稼動する電源を「ベースロード電源」と言いますが、本市はベースロード電源である石炭、地熱、水力、原子力のうち、本市の特性に合致し、かつ二酸化炭素を排出しない「水力」と「原子力」のうちいずれか、または両方を推進するべきであり、未来の電源として実用化が期待されている「核融合発電」に着目し、産学連携の研究所を誘致するなどの施策を推進すべきと考えます。
反対の立場での討論に際して、新たに二つのことについて話したいと思います。
①原子力発電のリスクを「どの程度」と見積もるのかは、それだけでも議論に値する重要なテーマです。これについては、科学的根拠に基づいたゼロベースの検証が必要です。市長は昨年3月に議場で『EBPM(証拠に基づく政策立案)』を推進することを明言いたしました。本市のエネルギー推進政策は、科学的根拠という観点で非常にボヤけている印象を拭い去ることができません。EBPMに基づく検証を強く要求するものです。
②1つ目と同じくらい重要だと思うのは、自治体が原発を地域に引き受けるか否かの「リスクテイク」の問題です。
我々は、「どの程度」かのリスクを、他の地域に押し付けていますが、「電力の安定供給」というメリットは、しっかり享受しています。
利他的で思いやりのある宮古市民のイメージとはかけ離れた行為のようにも思えますが、同僚議員の皆さんはどのように認識しているのでしょうか?
同僚議員の皆様の同意を賜ります。
〈分散型電源の問題点〉
①分散型は初期費用がかかる
②分散型電源は維持管理費に手間がかかる
③送電にあたり既存の送電網を利用できない可能性がある
④周波数調整力不足により電力の供給(品質)の不安定化を招く恐れがある
〈太陽光発電の問題点〉
①太陽光発電所の事故を保障する保険商品の保険料が高騰している。
②再エネの稼働率が上がれば上がるほど、夜間の蓄電池による供給にコストがかかる
③世界でも全エネルギーにしめる再エネの率が高い国ほど電気量が高くなっている
④太陽光パネルの廃棄について、将来にわたる長期的プランがない
以上のことから、再生可能エネルギー事業を多額の予算をかけて推進することは過剰な投資であり、同額をベースロード電源等の施策へ振り分けることが妥当であると判断します。
総括質疑でも述べたように、発電コストが低く、昼夜の時間帯を問わず継続的に安定して稼動する電源を「ベースロード電源」と言いますが、本市はベースロード電源である石炭、地熱、水力、原子力のうち、本市の特性に合致し、かつ二酸化炭素を排出しない「水力」と「原子力」のうちいずれか、または両方を推進するべきであり、未来の電源として実用化が期待されている「核融合発電」に着目し、産学連携の研究所を誘致するなどの施策を推進すべきと考えます。
反対の立場での討論に際して、新たに二つのことについて話したいと思います。
①原子力発電のリスクを「どの程度」と見積もるのかは、それだけでも議論に値する重要なテーマです。これについては、科学的根拠に基づいたゼロベースの検証が必要です。市長は昨年3月に議場で『EBPM(証拠に基づく政策立案)』を推進することを明言いたしました。本市のエネルギー推進政策は、科学的根拠という観点で非常にボヤけている印象を拭い去ることができません。EBPMに基づく検証を強く要求するものです。
②1つ目と同じくらい重要だと思うのは、自治体が原発を地域に引き受けるか否かの「リスクテイク」の問題です。
我々は、「どの程度」かのリスクを、他の地域に押し付けていますが、「電力の安定供給」というメリットは、しっかり享受しています。
利他的で思いやりのある宮古市民のイメージとはかけ離れた行為のようにも思えますが、同僚議員の皆さんはどのように認識しているのでしょうか?
同僚議員の皆様の同意を賜ります。